南国のシンボルツリーとしても知られるアレカヤシは、それを室内植物として飾るだけでもちょっとした南国気分を味わうことができる魅力的な観賞用植物・インテリアグリーンです。
今回は、このアレカヤシの特徴や育て方について詳しく紹介していきます。
アレカヤシの花言葉は、「元気」「勝利」といったとてもポジティブな意味合いの花言葉を持っています。
風水においては、屋内植物として飾ると出会い運がアップするとして親しまれています。
葉の軸から小葉が鳥の羽のように飛び出した形をしていることから、出会い運がアップすると言われているのです。
また、地面から伸びている長い一本の幹が、人と人をつなげる架け橋のように見えることからそう言われています。
特に人の出入りがある玄関に置いておくと、来る人とのつながりを良いほうへ導いてくれるという効果が期待できるので、出会い運アップするなら玄関へ置くのがおすすめです。
アレカヤシは、マダガスカルやアフリカなどのような熱帯雨林気候の国が原産のヤシ科クリサリドカルパス属に分類されている植物です。
野生種になると10mもの高さを誇るものがあります。
英語名は「Areca palm」と呼ばれています。
開花時期は3月から5月頃の温かな時期で、黄色の花を咲かせるのです。
アレカヤシは、寒さに弱いので耐寒性はなく、10℃ほどになっているので、15℃を下回る場合は室内に置く必要があります。
20℃くらいが生育に適した温度です。
耐陰性もそこまで高くはないため、直射日光は避け、日の当たる明るめの室内で屋内植物として育てるのが良いでしょう。
ではここから、アレカヤシの育て方について見ていきましょう。
春から秋の間は、土の表面が乾いてきたらたっぷりの水やりをしましょう。
冬は乾かし気味に育てるのが良く、土の表面が完全に乾ききってから水を与えるのがおすすめです。
特に冬は、温かい日に水やりをするのがおすすめです。
アレカヤシは、1年から2年に一度、一回り大きな鉢へ植え替えを行います。
時期としては5月から6月頃が適しているでしょう。
水はけの良い土を使用して植え替えるようにし、鉢底へ鉢底石を入れるようにしましょう。
アレカヤシは水はけの良い土を好むため、小粒の赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜ合わせものを使うか、市販の観葉植物専用の土を使用しましょう。
アレカヤシは年中葉が生えてくる植物です。
春から秋にかけて剪定を行うと良いでしょう。
古い葉については、付け根部分から切り落とし、葉先も変色があれば切り落としましょう。
アレカヤシは、害虫が付くなどトラブルが起きます。
具体的にどんなトラブルがあるのでしょうか。
アレカヤシは、水分を好む観葉植物ですので、水切れを起こした場合に葉が茶色になってしまいます。
茶色になった葉は、変色した葉の茎を大元の幹の付け根から切り落としましょう。
葉先だけ変色したものは、葉先のみのカットで問題ありません。
その後、鉢底から水があふれるまでたっぷり水を与えましょう。
アレカヤシが萎れてしまうのも水切れが原因の場合が多いです。
たっぷり水を与えて対処しましょう。
アレカヤシに付きやすいのは、ハダニやアブラムシ、カイガラムシです。
ハダニは水に弱いので、毎日霧吹きなどで葉水すると防除できます。
カイガラムシについては、幼虫は殺虫剤で効果がありますが、成虫になると殺虫剤では効果がないので、歯ブラシを使ってこすり落としましょう。
アレカヤシを購入する際や、植え替えの際に鉢のサイズである号数が指標になります。
観葉植物の号数とは、植木鉢(懸崖鉢)や鉢カバーなど鉢のサイズの単位です。
号数は植物のサイズではなく、鉢自体のサイズ差を指します。
そのため、同じ10号でも植える品種によっては受ける印象が大きく異なるので注意しましょう。
10号でも観葉植物全体の高さが腰位までしかないものもあれば、10号より小さい8号でも190cm近い観葉植物もあります。
尚、号数は鉢の最大直径(内寸ではなく外寸)で異なります。
1号=3cmですので、10号鉢の最大直径は30cmです。
号は鉢のサイズになりますので、植える植物の品種により全体のサイズ感は大きく異なります。
下記では号数の選び方と、それぞれのおすすめの飾り方について説明します。
<10号>
観葉植物10号は、直径30cmの鉢に植わった観葉植物を指します。
150cm前後まで育った植物を植える場合が多く、人の高さ程ある背の高い植物をお探しの場合は、観葉植物10号で探すのがおすすめです。
お部屋の導線を引くために、パーテーション(仕切り)や目隠しとして使用しやすいサイズです。
コーナーに飾れば、それほど圧迫感を感じずグリーンをインテリアに取り入れられます。
非常に重く、背の高い品種が植わっていると女性の場合は移動の際持ち上げられないことがあります。
土の量は8Lから8.5Lほどです。
<8号>
観葉植物8号は、直径24cmの鉢に植った観葉植物を指します。
品種によって観葉植物の高さは異なりますが、100cm前後まで育った植物を植える場合が多く、人の腰から肩にかけての高さが良い場合は観葉植物8号でお探しください。
圧迫感の少ない使いやすいサイズで、インテリアとしても取り入れやすいグリーンで、背の高い10号や背が低めの7、6号と一緒に飾ると高さの差がレイヤードになりお洒落です。
比較的重みがあるので、移動の際はバランスを崩さないよう気をつけてください。
土の量は8Lから8.5Lほどです。
<7号・6号>
観葉植物7号は直径21cm、観葉植物6号は直径18cmの鉢に植った観葉植物を指します。
品種により全体の高さは異なりますが、60〜80cmしゃがんでお世話するサイズになる場合がほとんどです。
卓上やスツールの上に置いたり、床置きで足元に飾ることもできるのでマルチに使用でき使い勝手のよい観葉植物です。
土の重みがありますが、比較的移動もしやすいインテリアグリーンです。
土の量は6号は2L、7号は3.5Lほどです。
観葉植物のアレカヤシを贈答用として贈る場合、お名札や一言メッセージカードを添えるとよりお祝いの気持ちが伝わります。
メッセージカードはおめでとうの一文でも充分嬉しいものです。
ここではお名札の書き方を説明します。
お名札とは、誰から届いた観葉植物かを表します。
そのため、基本的な記載事項は端的に「表書き(お祝い文言)+差出人」のみです。
宅配伝票の貼られた箱を開けて飾るとどなたからの贈り物か分からなくなることもあり、特に複数人勤められている場所へ贈る際は役に立ちます。
サロンやカフェ、飲食店の開店・リニューアルオープン・周年のお祝いやクリニックなどの開院祝い、事務所などの開業お祝いに贈られる場合は、宣伝にもなるので上記に追加で「相手の社名(もしくは社名役職名お名前)」を追記しましょう。
あくまで、お名札は差出人(誰からの贈り物か)を記載するためのものですので、差出人は省略できません。
名前を伏せられたい場合は、観葉植物の注文先に意図を伝えておくとスムーズです。
華やかですが、観葉植物の鉢へ包装紙のラッピングはおすすめできません。
お祝いのプレゼントやギフトなど贈答用に贈る場合もリボンをかける程度にとどめておきましょう。
鉢に包装紙でラッピングしてしまうと、お手入れの際に鉢が蒸れて植物が傷んでしまうことがありますので、ラッピングを取る必要があります。
鉢自体が重く、巻かれた包装紙を取り外すのにも一苦労するのでお届け先に負担となります。
リボンやお名札(もしくはメッセージカード)で充分贈り物として成り立ちます。
観葉植物のアレカヤシは飾り気のない植木鉢や懸崖鉢などに植わっている場合があり、根元の土も見えやすいので足元をお洒落に隠す鉢カバーがあるとインテリアグリーンとして飾りやすく便利です。
水やりの際に鉢カバーから取り出しやすいよう、植木鉢とカバーの間に充分指が入るサイズ感がおすすめです。
号数は鉢の直径を指す(1号=3cm)ので、10号の場合は最大直径(外寸)が30cmです。号数を参考に選びましょう。
インテリアグリーンを贈り物にする場合は、鉢カバーがセットになった観葉植物や、化粧鉢に植わった観葉植物がおすすめです。
8号から10号は比較的土の量も多く、重みがあるため移動が大変です。
シンプルなキャスターがついていると掃除や模様替えの際便利です。
水やりのタイミングが分からず、お水のあげすぎで根を腐らせたり、枯らせる事も多い観葉植物。
適切なお水をあげるタイミングを色でお知らせする「水やりチェッカー」付きがおすすめです。
電池も不要で、鉢にさして置くだけで水が足りているか乾燥しているかがわかるので、初心者の方でも安心です。
観葉植物を大きくしたい、より元気に保ちたい際に補助的に使用します。
どの肥料が効果があるのかわからない場合は、観葉植物農園が使用販売しているものがおすすめです。
インテリアグリーンとしてお部屋に飾る場合、お部屋の雰囲気に合わせて幹や枝、葉の茂り方にこだわって観葉植物を選びたい方も多いはずです。
店舗購入であれば、全体の樹形を確認できますが通信販売の場合イメージ写真のみの掲載で実物が見られないのでどのような形の観葉植物が届くか不安になることもあるのではないでしょうか。
hana™では、ご希望であれば現在取り置きのあるアレカヤシの中からイメージに近いものを選定し、事前に観葉植物のお写真をお送りすることができます。
購入は実物を確認してからで大丈夫ですので、より希望に近いものが手に入ります。
店舗では置き場の都合で品揃えにも限りがあり、気に入ったものがあっても持ち帰りにくい場合がありますが、hana™の観葉植物であれば、お家や出先でお花屋さんに買いに行ったようなお買い物ができます。
インテリアグリーンには興味があるが、引越しの可能性があったり、長く育てられるか心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
観葉植物は安くない買い物なので、買っても枯らしてしまった方や、初心者の方でグリーンをインテリアに取り入れたい場合は「枝物(きり枝)」がおすすめです。
植物の枝を切ったグリーンで、花瓶に生けて飾ることができます。
一般的な切り花などのお花に比べて丈夫で長持ちし、1ヶ月程度お飾りいただけます。
根がないため鉢の処分もなく一般的な可燃ごみとして捨てられるので手軽に観葉植物を楽しめます。
もっと気軽に観葉植物を取り入れたい方におすすめ!
季節ごとの様々な品種の植物の枝をインテリアとして取り入れれば雰囲気も変わり飽きることもありません。
アレカヤシは、南国チックのとてもおしゃれな観葉植物です。
また、風水としてもポジティブな意味合いを持っているので、プライベートのみならず、ビジネスシーンでも最適な花インテリアであり、花ギフトとして鉢植えを贈るのも大変喜ばれることでしょう。
ぜひギフトや自宅用に使われてみてはいかがですか。
hana™でも精一杯のお手伝いをいたしますので、開店お祝いや新築のお祝いでアレカヤシをお贈りになられたい、自宅のインテリアグリーンやシンボルツリーとして取り入れられたい方はお気軽にご連絡ください。
当店は花をモチーフとした雑貨店のような
ギフト、インテリア通販ショップでございます。
「こころに咲くお買い物」をコンセプトに
新しいフラワーギフト(祝い、プレゼント、お供え)やインテリアのご提案を続けて参ります。
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